【50代からのフェムケア】薬剤師がデリケートゾーンのにおい、かゆみの原因と更年期ケアを紹介

こんにちは、ビズジーン編集部です。

今回は【50代からのフェムケア】をテーマに、薬剤師の視点からデリケートゾーンのにおいやかゆみの原因、そして更年期におけるケア方法についてわかりやすく解説します。

この記事は、以下のような方々に特におすすめします:

  • 50代になってからデリケートゾーンの不快感やにおいに悩み始めた方
  • 更年期の体の変化に戸惑いを感じている方
  • 自分に合った適切なケア方法を知りたい方

女性ホルモンの変化によって、これまで気にならなかった不快感やトラブルが増える50代。そんな変化に前向きに向き合うための情報をお届けします。

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50代は更年期の影響により、身体のあらゆる部分に変化が現れる時期です。その中でも見逃されがちなデリケートゾーンのケアは、女性のQOL(生活の質)に直結する重要なテーマです。

多くの女性が「年齢だから仕方ない」と諦めていることも少なくありません。

しかし、適切なケアと自己管理で不快感の多くは改善が期待できます。

50代からのフェムケアとは、単なる症状対策ではなく、自分の体の変化を理解し、科学的なアプローチで健康を守る新しいライフスタイルと言えるでしょう。

閉経前後の女性は、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が急激に減少します。これにより以下の変化が起こります:

  • 膣の粘膜が薄くなり、潤いが不足
  • 膣内のpH値が上昇し、酸性度が低下
  • バリア機能が低下し、外部刺激に敏感に
  • 膣内の自浄作用が弱まり、雑菌が増殖しやすくなる

これらの変化によって、乾燥やひりつき、かゆみ、においといった不快症状が現れやすくなるのです。

主な症状

  • かゆみ:膣周辺の乾燥や菌バランスの崩れによるもの
  • 乾燥:エストロゲン減少による直接的な影響
  • ヒリヒリとした刺激感:粘膜の薄化による防御機能の低下
  • においの変化:ラクトバチルス菌の減少による雑菌増加
  • 性交痛(セックス時の痛み):潤い不足や粘膜の弾力性低下

これらの症状は、放置すると徐々に悪化し、日常生活にまで影響を及ぼします。しかし、早期の適切なケアにより、多くの症状は緩和・改善が可能です。

年齢を重ねるほど、デリケートゾーンは繊細になります。刺激の少ない、優しいケアが必要です。

洗浄のポイント

  • 市販のボディソープは刺激が強すぎるためNG
    一般的なボディソープは、デリケートゾーンには刺激が強すぎます。皮膚バリアを傷つけ、症状を悪化させる恐れも。
  • 弱酸性のデリケートゾーン専用ソープを使用
    pH値が4.5前後の弱酸性製品を選びましょう。膣内環境に近い酸性度で、自然な状態を保ちます。
  • 手のひらでやさしく洗い、シャワーでしっかりすすぐ
    ナイロンタオルなどの使用は避け、手のひらで優しく洗浄。すすぎ残しがないよう、しっかりとシャワーですすぎましょう。

保湿ケア

  • 洗った後は、専用の保湿ジェルやクリームで潤い補給
    デリケートゾーン専用の保湿ジェルやクリームで、洗浄後の乾燥を防ぎます。
  • 膣の内部ケアが必要な場合は、膣内用ジェルも検討を
    乾燥感が強い場合は、膣内用の保湿ジェルの使用も効果的です。
  • 下着やナプキンなどの素材選びも重要
    通気性・吸水性の良い綿素材を選び、蒸れを防ぎましょう。合成繊維のものは避けることをおすすめします。

デリケートゾーンのにおいは、50代女性の多くが悩む問題です。「自分だけかも…」と不安に思う必要はありません。科学的な対策で、においは改善できます。

においの原因とは?

  • 乾燥や炎症による皮膚トラブル
    皮膚の炎症や乾燥は、異常な分泌物やにおいの原因になります。
  • ラクトバチルス菌の減少による膣内フローラの乱れ
    膣内の善玉菌「ラクトバチルス菌」が減少すると、悪玉菌が増殖し、においの原因に。
  • 間違った洗いすぎによる常在菌の減少
    強い洗浄料で過剰に洗うと、守るべき善玉菌まで減少してしまいます。
  • 更年期による自浄作用の低下
    エストロゲンの減少は膣内の自浄作用を低下させ、においを強くする原因に。

対策ポイント

  • 毎日の洗浄を見直す
    刺激の強い洗浄料の使用や、過剰な洗浄はかえって逆効果。適切な洗い方を心がけましょう。
  • 専用ソープを使い、菌バランスを整える
    デリケートゾーン専用の弱酸性ソープで、膣内環境を守りながら洗浄を。
  • 保湿で乾燥を防ぎ、皮膚バリアを保つ
    乾燥はにおいの原因に。専用の保湿剤でしっかりケアしましょう。
  • 食生活でも乳酸菌を摂取する習慣を意識
    乳酸菌を含む食品やサプリメントの摂取も、膣内環境を整えるのに役立ちます。

更年期は女性の体に様々な変化をもたらします。この時期を快適に過ごすためには、体の変化を理解し、適切なケアを行うことが大切です。

ホルモンバランスとデリケートゾーンの関係

更年期は、エストロゲンの減少がデリケートゾーンに直接影響します。

  • 自浄作用の低下:膣内の自浄作用が弱まり、雑菌が増殖しやすくなります
  • 膣のpHバランスの乱れ:酸性度が低下し、雑菌が増えやすい環境に
  • 粘膜の萎縮:膣壁が薄くなり、外部刺激に敏感になります
  • 骨盤底筋の弱化:尿もれなどの症状も出やすくなります

これらの変化は、女性ホルモンの減少によるもので、50代女性の多くが経験します。

更年期のデリケートゾーンケアで最も重要なのは、自分の体の状態を正確に把握すること。

そこで注目したいのが「フェムテスト」です。

ラクトバチルス菌検査「フェムテスト」とは?

  • 善玉菌であるラクトバチルス菌は、膣内の健康を守る重要な存在
    ラクトバチルス菌は膣内を酸性に保ち、有害菌の繁殖を抑える役割を持ちます。
  • この菌が減ると、においや感染症のリスクが上昇
    ラクトバチルス菌の減少は、デリケートゾーンの様々なトラブルの根本原因となります。

フェムテストの特徴とメリット

  • 自宅で簡単に採取・提出が可能
    専門知識がなくても、プライバシーを守りながら自宅で簡単に検査できます。
  • 結果から、膣内環境の「今」を知ることができる
    科学的な数値で膣内環境を「見える化」し、適切なケア方法を選べるようになります。
  • 婦人科に行く前のチェックとしても活用できる
    病院に行く前の自己チェックとしても有効です。必要に応じて医師に相談する判断材料にもなります。

50代以降は要チェック!

  • 加齢とともにラクトバチルス菌の割合が減少
    研究によると、閉経後の女性はラクトバチルス菌が著しく減少するというデータも。
  • 早期に検査し、サプリメントやケア製品で対策を行うことが推奨されます
    検査結果に基づいたパーソナライズされたケアで、効率的に膣内環境を改善できます。

デリケートゾーンの不快感は、誰にでも起こりうるものです。「年だから仕方ない」と諦めるのではなく、正しい知識とケアで、50代からの毎日をもっと快適に過ごしましょう。

フェムケアの基本は「知る・洗う・潤す・整える」の4ステップ。特に「知る」という第一歩が重要です。フェムテストを活用して自分の膣内環境を把握し、それに合ったケアを選ぶことで、ケアの効果が大きく変わります。

更年期の変化は誰にでも訪れるもの。その変化を恐れるのではなく、科学的な知識と適切なケアで前向きに向き合いましょう。フェムテストがあなたの健やかで自信ある毎日をサポートします。

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