2023年9月29日(金) JapanマーケティングWeek 2023関西に参加しました。印象深かったのは、アサヒビール(株) マーケティング本部長 梶浦 瑞穂様の発表、「スマドリが実現した、新しい文化と価値の創造」でした。
アルコール遺伝子検査キットを開発・展開している当社にとっても感銘を受ける発表だったのですが、その中で「アルコール遺伝子検査×スマドリ」が持つ大きな可能性を確信したので、その内容を共有したいと思います。
スマートドリンク(スマドリ)とその理念
スマドリとは「スマートドリンキング」の略語です。
お酒が飲める人、お酒が飲めない人が一緒に飲みの場を共有し、飲み方の多様性を尊重し合える社会の実現を目指す。という理念のもと、アサヒビールが提唱する新しい飲み方のスタイルの事です。
詳しい内容はこちらを参照ください。(https://www.asahibeer.co.jp/smartdrinking/)
「スマートドリンキング®」の推進を目的として、アサヒビールは電通デジタルの合弁会社として2022年にスマドリ株式会社を設立し、梶浦さんはその中心となって、スマドリバー(https://www.sumadoribar-shibuya.jp/ ) のオープンや各自治体との取り組みを行なってきたとのご発表でした。
「飲めない自分の肯定」、「お酒の飲み方にも多様性を」というテーマは非常にこれからの時代にマッチしていると思います。
アルコール遺伝子検査に対するソリューションを提供する「スマドリ」
当社(株)ビズジーンは、様々な健康分野や未病領域の検査キットの研究開発を行う大阪大学産業科学研究所発のベンチャー企業です。
企業理念である「ミル・シル・カエル」には
私たちはあらゆる遺伝子の情報を目的に応じて可視化(ミル)し、リスクやベネフィットをしること(シル)で、人々の生活をよりよく変える(カエル)ための技術とサービスを提供し、社会に健康と安心を提供することを目指す。
という想いが込められています。
当社の製品の一つとして、Amazonにてアルコール分解型判定キットを開発・販売しています。
アルコール遺伝子検査はお酒に強い、弱い、あるいはまったく飲めないといった体質を手軽に確認することができる検査です。
このアルコール遺伝子検査を通じて、お酒に対する遺伝的な耐性を把握することで、これからのお酒の飲み方や、将来的な疾病リスクを把握し、上手にお酒と付き合う方法を提案しています。
アルコール遺伝子検査のご利用者様からは、お酒を控える、健康に気を付けるという行動変容につながったというご意見をいただいていたのですが、今後は「スマドリ」によって、自分の遺伝子タイプに合ったお酒またはノンアルコール飲料を選択し、共に飲みの場を楽しく共有するという時代が来ると思います。
「スマドリ×アルコール体質遺伝子検査」を適正飲酒啓発のモデルケースに
アルコール関連のトラブルが後を絶たない中、大学、自治体を中心に適正飲酒の啓発がなされています。
効果的な適正飲酒セミナーとして重要な事は、①体験型であること、そして②検査結果を踏まえた次の一歩を踏み出せること。だと思います。
その2点を考える上で、「アルコール体質遺伝子検査×スマドリ」は適正飲酒啓発の大きな潮流となる可能性があります。
ビズジーンではアルコール遺伝子検査キットの他、様々な事業を展開しており、地方自治体や大学、企業様と連携した健康増進に関わる取り組みを進めています。
★NEW★ お得な法人限定パックをリリース:福利厚生・健康経営に最適です
■法人用 – アルコール感受性遺伝子検査サービス
Amazonでのアルコール分解型判定キット販売ページはこちら
パンフレットなどの請求や取材のご連絡、各種連携の相談などは下記までお願いします。
各種お問い合わせ先: https://visgene.com/inquiry/
(お問い合わせの際に「マガジンを見た」と記載いただけますと、マガジン担当者として非常に光栄です。)
マガジン担当者:尾形 勝弥(薬剤師・中小企業診断士・健康経営アドバイザー) 企業理念である「ミル・シル・カエル」のテーマのもと、皆さんがこのマガジンを見て新しい事を知って、日々の行動を変えるきっかけとなるような面白くてタメになる記事を書こうと奮闘しています。ビズジーン創業メンバーの一人。アルコール分解型遺伝子検査の結果は高活性型の「わく」でした。