大阪万博出展技術を「グラングリーン」で再展示しました

大阪万博・ヘルスケアパビリオンにおいて、リボーンチャレンジ出展した歯周病の迅速検査装置をはじめ、認知症リスクを評価する遺伝子解析技術、適正飲酒を見極めるアルコール分解にかかる遺伝子解析技術などを紹介してきました。

歯周病迅速検査装置:口腔内において歯周病原因となるポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌)を10分で定量評価する技術。PCR技術よりも迅速であり、色素発色技術よりも高感度にPg菌を検査することができます。

認知症リスク評価技術:アルツハイマー型認知症の発症リスクは遺伝子によって異なります。事前にリスクを把握して、適切な食事、睡眠、運動を心がけることで発症予防に努めるとともに、健康長寿に貢献することを目指します。

アルコール分解型評価技術:アルコールの体内代謝速度は個人の遺伝子により異なります。アルコールは体内で分解されるとアルデヒドという有害物質に変換されますが、これを速やかに代謝することができるかを知ることで飲酒による健康リスクを見極めます。また、アルコールそのものの代謝をみることで、アルコール依存症になりやすさ、急性アルコール中毒などのリスクも評価します。