蚊が媒介する感染症「チクングニアウイルス」に対する迅速診断キット(イムノクロマト)の開発プロジェクトを開始します!

株式会社ビズジーンは、蚊が媒介する感染症であるチクングニアウイルス感染症に対する迅速診断キット(イムノクロマトグラフィー法)の開発プロジェクトを開始します。

チクングニアウイルスは、蚊を媒介してヒトに感染するウイルスであり、発熱や発疹に加え、強い関節痛を伴うことが特徴です。初期症状は、同じく蚊が媒介するデングウイルス感染症と類似しているため、臨床現場において両者の識別は重要な課題となっています。

特にデングウイルス感染症では、非ステロイド性抗炎症薬の使用が出血リスクを高める可能性がある一方、チクングニアウイルス感染症においては関節痛の緩和を目的として使用されることがあります。このため、両疾患を適切に見極めることは、患者の治療方針の選択および生活の質(QOL)の維持・向上の観点からも重要です。

本プロジェクトでは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構からの委託を受け、チクングニア熱様症状を呈する患者血清中のウイルス抗原を迅速に検出可能な抗原検査キット(イムノクロマトグラフィー法)の開発を進めます。本キットにより、現場での迅速な判断を支援し、感染症対策および適切な医療対応への貢献が期待されます。